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皿 屋敷 あみ

播州皿屋敷 姫路のお菊井戸


お菊が皿を数えるのを 9枚まで聞くと、狂い死にし、8枚でも熱病に犯されるという。 男は町内の脳天気な連中を誘い、お菊の幽霊を見に行くことにする。 6枚まで数えたところで逃げ出す算段だ。 丑三つ時の鐘がなると、井戸からお菊さんが現れて、「一枚~、二枚~・・・」と、皿を数え始める。 見るとこれが飛びっ切りのいい女だ。 見とれているうちに6枚になり。 全員一目散で逃げ出す。 連中は恐い思いをしたが、いい女のお菊さんをまた見たくてたまらず次の日も見に行く。 この噂が、噂を呼びお菊さんは人気者になる。 これに目をつけた 興行師がお上の許しを得て10日間の興行を始めた。 毎日大勢の見物人が来るのでお菊さんも客の目を意識して幽霊の仕草がわざとらしく、臭くなってくる。 今まではただで見ていた町内の連中は、見物料を取られ面白くないが今夜も見に行く。 待ってましたの声と拍手で、お菊さんが登場する。 皿を1枚、2枚を数えはじめ6枚のところで見物人は一斉に逃げ出すが、混んでいてなかなか前へ進まない。 皿 屋敷 あみ 9枚まで来てしまった。 ここでお終いのはずが、10枚、11枚とまだ皿を勘定している。 ついに 18枚まで数えてしまった。 これを聞いた連中が、お菊さんになぜ18枚まで数えたんだと詰め寄る。 お菊さん「何枚数えようとこっちの勝手だろ」 よく見るとお菊さんは酔っ払っている。 なおも連中が皿は9枚に決まっているんだと問い詰めると、 お菊さん 「だから、わかんないかね、あしたお休みなんだよ」.

長谷川晏巳 (@ha_se322) 's Live


酸化鉄ですので鉄さびの色で、茶色ですね。 器の原料となる土は白色ではないので、下地に白泥を塗って白い素地を作っています。 絵付け後に、上から透明釉をかけています。 皿を納める箱の蓋の表に「貮拾枚の内 拾枚」とあり、もとは20枚あったことがわかります。 蓋の裏には、16枚分の模様の名前が記されていて、6枚分は墨で消してあります。 藤田家に入ったときには16枚だったようですが、その後、6枚は他所に譲ったとされています。 箱には皿10枚分のスペースしかありませんので、同じ箱が2箱あったのかもしれません。 10枚が一緒に箱に入っていてセットで伝わったものは、これしかないです。 尾形光琳(1658〜1716)が絵を描いています。 乾山は陶工として知られますが、絵や書も制作しました。 光琳は絵、書の他、蒔絵のデザインなどでも知られています。 光琳と乾山は実の兄弟です。 でも、現代で考える注目とは少し違うかもしれません。 光琳と乾山は京都の雁金屋という呉服商を営む裕福な家に生まれます。 当時、雁金屋は後水尾天皇中宮であった東福門院(徳川秀忠娘)の御用を務める大店でした。 雁金屋の3人の息子のうち、次男が光琳、三男が乾山です。 家督は長男が継ぎました。 乾山が25歳の時に父親が亡くなり、莫大な遺産を3人で分けましたが、光琳は遺産を使い果たしてしまったため、生活のために、もともと得意だった絵を描くような形になりました。 乾山は堅実で、書を好み、禅の修行をしました。 陶芸技術は野々村第16回でお話しした野々村仁清に学んでいます。 曽祖父である尾形道柏は本阿弥光悦の姉を妻に迎えており、京都の鷹峯(たかがみね)にあった光悦村に屋敷を構えていました。 2人は幼少の頃より、茶道や書道、着物のデザインなど、本物の芸術に触れられる環境にありました。 さらに才能があったということで、当然のように頭角を表すタイプの芸術家兄弟だと思います。 これはどこで作られたのですか? 京都です。 この皿は京焼です。 乾山は御室仁和寺門前で作陶を行っていた野々村仁清に作陶技術を学び、元禄12年(1699)に公家の二条家より拝領した福王子村鳴滝(京都市右京区)に窯を築き、作陶を始めました。 この地が京の都の乾(西北)になるため、窯名を乾山としました。 のちに、乾山が号のひとつとなりました。 鳴滝窯は1712年まで稼働し、その後は丁子屋町(京都市中京区寺町二条付近)に移り、享保頃(1716〜36)には江戸へ移り住んでいます。 鳴滝窯時代末頃と考えられています。 柔らかい焼物で、型作りで作られています。 絵と漢詩という画賛形式で、色紙を意識しています。 乾山が四角形の皿の形を定着させました。 他所に譲ったと思われる6枚は箱蓋の書付によると、垂梅、椿、福禄寿、鷺、人物、恵比寿です。 箱の蓋にも記されていない残り4枚の画題はわかり リッチ 半田

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